今年度の最後のものづくり補助金4次締切がいよいよ今月19日に迫って参りました。
申請をご検討さ入れている事業者の方々はご準備の方進んでおられるでしょうか?
当初2月2日より「電子申請開始!」と明言されていたのが、延期となり、ようやく今週9日に公開されました。
ここで驚いたのは新年度から行われるであろうと考えていた「新特別枠」が盛り込まれたことです。
ご存知の通り3次締切で「コロナ枠は終了します」とのことで、日程が延期され、多くの事業者の方々が、この3次締切に申請されたのではないかと思います。#当方も4社程ご支援させて頂きました。
ところが今回新年度からの予定と思っていた「新特別枠」が3次補正予算の成立により、4次締切に追加されたのです。
これまでのコロナ枠同様、コロナ枠で審査され、不採択となった場合に通常枠に回されるという流れのようですので、狙えるならコロナ枠での申請の方が宜しいということになります。
しかしながら、依然と話が違うのが「新特別枠」の要件です。
以前の「コロナ枠」であれば、①サプライチェーン毀損への対応、②非対面ビジネス、③テレワークが申請要件でした。
非対面ビジネスやテレワークはともかく、サプライチェーンの毀損への対応は、コロナによって被害を受けた企業なら多かれ少なかれ当てはまるので、適用しやすかったという記憶があります。
一方、今回の「新特別枠」では、①非対面となる商品・サービスの開発、②非対面となる生産プロセス・サービス、③ポストコロナに対応するビジネスということで、「非対面」か「ポストコロナ」のいずれかでないと当てはまらないので、新特別枠で申請できる案件は、前回から相当減ってしまうのではないかと思います。
#もちろん、これは国の方で「少しでも早くコロナ禍に向けた取り組みを応援したい!」という配慮ですので、文句を言うとかそういったものではないのですが。
何はともあれ、今回の「新特別枠」が恐らく今後一年継続される可能性が高いので、今後申請をご検討されている事業者様に置かれましては、この辺の情報を円筒に事業計画を検討されてはいかがかと思います。
そういえば、新年度一発目(次回)の公募についてもオフィシャルサイトで公開されていましたね。
新年度一発目のものづくり補助金は2021年5月頃の締切(変更の可能性あり)とのことです。
それでは厳しい日々が続きますが、補助金でも何でも使えるものは何でも使ってこの難局を乗り越えていきましょう!