お知らせINFORMATION

本日3月10日より、今年のものづくり補助金の公募が開始となりました!

https://www.chuokai.or.jp/hotinfo/reiwamono-0326koubo20200310.html

 

既に告知させて頂いたように、今年から電子申請と賃金アップが

申請要件として追加されております。

 

特に後者の方は、最低賃金+30円及び、給与支給額年率1.5%アップと、

北海道内の中小企業者としては、非常に厳しい要件となっています。

 

また、今回から、通年の公募が可能となり、

年4回の締切を行い、各時期ごとに採択を発表していくようです。

 

そこで、なんと初回の締切は…3月31日!

あと二十日間しかないんですね。

さすがに最初の締切には間に合わなそうです。

 

次の公募は5月頃とのことで、

大半の場合は、こちらに照準を合わせることになりそうです。

 

何はともあれ、この補助金が、今年も北海道内の中小企業者の

皆様の更なる発展に繋がりますように!

ノーステック財団のHPで、下記の2補助金の公募予告がありました。

※公募開始ではありません、あくまで予告です!

 

①令和2年度「札幌型環境(エネルギー)技術・製品開発支援事業」

補助率2/3、補助金上限1,000万円

②令和2年度「札幌型ものづくり開発推進事業」

補助率1/2、補助金上限500万円

https://www.noastec.jp/web/news/details/_0195_pdf_pdf_pdf_2019_2019.html

 

当方も、事業者様のご依頼で、①②を合わせて計3回、支援(いずれも採択)させて頂いており、

かれこれ数年間続いてきた補助金です。

 

ものづくり補助金も原則1/2の補助率となったことから、①の補助金はかなり美味しいですよね。

一昨年までは、札幌市の事業者だけが対象でしたが、昨年からは周辺都市も対象となり、

活用できる事業者が拡大されました。

 

恐らくこれからあるであろうものづくり補助金の公募を前に、

予告をすることで、こちらへの公募を先取りしようというものではないかと思われます。

 

いずれにしろ、開発に携わる事業者の皆様、是非ご検討ください。

 

新年あけましておめでとうございます。

1月8日にして今年初めてのお知らせです。(笑)

今回は、本日告知のありました

ものづくり補助金成果事例集2019「mono.ho」

が発刊されましたのでご連絡いたします。

https://mono-ho.jp/followup/2020/01/08/1318/

 

ものづくり補助金の事例集は、ものづくり補助金の採択事業者の

成功事例を集めたもので、毎年発刊されています。

 

実は、私も中央会に勤めていたころ、これの企画・制作を担当していたんですよね。

そこから毎年内容もグレードアップしていって、今年は

「ついにここまで来たか!」と思わせる素晴らしい出来でした。

 

北海道の事例集は、発行部数で全国ベスト3くらいに入る力の入れようだったんですよ。

今回の感じなら全国1・2を争うくらいの部数が出ているんじゃないでしょうか。

 

私が独立して引き継いでくれ方が、きっとすっごく頑張ってくれたんだろうな~と、

本当に感謝・感激です。

 

この事例集は、ものづくり補助金の採択事業者で、一定の成果を残した方なら、

どなたでも掲載のチャンスがあるんですよ。(当時と変わっていなければ…ですが)

もちろん掲載料は無料、全部事務局側が手配してくれます。

 

採択事業者だけに与えられたチャンス!皆さんも是非ものにしてみませんか?

 

なお、今なら無料で一冊もらえるようですので、上記サイトのお申込みフォームから

皆様も申込んでみてはいかがですか?

令和元年12月26日に中小企業庁HPが更新され、

次年度のものづくり補助金のリーフレットが公開されました。

https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/2019/191226yosan02.pdf

 

以前も触れた項目もありますが、ポイントを以下の4つにまとめました。

 

①小規模事業者以外は、補助率が1/2に下がる可能性あり。

リーフレット上は「補助率1/2(原則)」とありますので、

これまで同様、例外的に補助率2/3となる可能性もありますが、

具体的に示されていないため、本当に補助率1/2オンリーとなる可能性があります。

 

②要件が変更、厳格化に?

これまでは「付加価値額年率3%アップ+経常利益年率1%アップ」でしたが、

今回は、「付加価値額年率3%アップ+給与支給額年率1.5%アップ+最低賃金+30円以上」

の3条件に替わるようです。

詳細な条件・期間はわかりませんが、事業所の最低賃金が地域別最低賃金+30円以上となること

が求められているため、従来に比べ、条件が厳しくなったのではないかと思われます。

 

③電子申請はJ-Grants化

補助金申請が電子申請に択一化されて記憶に新しいところですが、これが今回J-Grantsという

電子申請等のシステムに適用されるようです。

J-Grantsを使用するためには、GビズIDアカウントが必要と書かれております。

GビズIDアカウントには、gBizIDエントリーとgBizIDプライムの2種類がありますが、

後者のgBizIDプライムの取得が必要でです。

(https://gbiz-id.go.jp/top/index.html)

Webから申請書を作成し、印鑑証明書を同封して2週間程度かかるようですので、

ご検討されている方は、今のうちに取得された方が良いかと思います。

 

④最初の公募は3月から?

このリーフレットでは、補助金事務局の公募が2月、補助金の公募開始が3月頃と

書かれております。事務局の公募が始まる前からこのような日程が示されるのは

ありがたいですね。

 

この後は、事務局の公募の頃により詳細な情報が見えてくると思いますので、

そのころにまた解説させて頂きます。

先週末に、経済産業省から、令和元年度補正予算案が公開されました。

https://www.meti.go.jp/main/yosan/yosan_fy2019/hosei/index.html

中⼩企業⽣産性⾰命推進事業より抜粋

この中に、ものづくり補助金に関する情報も書かれていましたので、

ポイントを簡単に(といって中々の長文になってしまいましたが…)ご説明します。


★予算案のポイント

【良い点】

①補助事業が複数年にわたり行える可能性があります。
[コメント]
近年のものづくり補助金は、補助金事業(単年度事業)だったので
短期間での設備導入から支払・実績報告が求めらていました。
これに対し、平成24年度~26年度で行われていた基金事業では、
年度をまたいだ事業も対象にできていました。
これに近い形になるのではと思われ、採択から事業完了までの
スケジューリングが、柔軟になるものと思われます。

②複数の締切に分けて審査・採択が行われる可能性があります。
[コメント]
前回は、超短期間の1次公募1次締切がありましたが、来年度は、
ここがより柔軟になるものと思われます。
上記①と合わせて、やはり事業者様にとって有利に働くものと
思われます。

【悪い点】

①賃金・給与アップが、加点項目から申請要件に替わる可能性があります。
→具体的には下記2要件が求められる可能性があります。
・会社全体でが3年間年率1.5%以上の増加
・自社最低賃金が地域別最低賃金+30円以上であること。
(未達の場合は、補助金の一部返還の可能性もあります。)
[コメント]
これまで賃金・給与アップは、加点項目であり、申請要件では
ありませんでしたし、あくまで計画上のものであり、実際に実現できたか
どうかは、問われませんでした。今後はこれが厳格化される可能性があります。
特に全従業員が地域別最低賃金+30円以上であることは、なかなかのハードルで、
この通りになると、かなりしっかりした企業でないと申請できないのではないかと
思われます。

【どちらとも言えない点】

①過去3年以内に同じ採択されている事業者は減点される可能性があります。
[コメント]
これまで新しい事業者様を優遇と言いながら、採点上は不明確でした。
これが(どれくらいの点数配分か不明ですが、)明確に「減点」となるようです。
新規の事業者様にとっては有利ですね。

②補助金申請等の新システム「Jグランツ」への移行。(一本化かどうかは不明)
[コメント]
前回は、ミラサポというシステムから電子申請が必須となっていましたが、
今後は、Jグランツという補助金申請等に使う「Jグランツ」というシステムへの
移行される可能性が高いようです。詳細は不明ですが、たくさんの企業情報の
登録等が求められる可能性があり、どちらかというと、事業者様の負担が
増えるのではないかと思っています。


以上、まだまだ予算案の段階ですので、

このあとの国会審議で変更となっていく可能性があります

ので、予めご了承ください。

皆様、すっかり肌寒くなりましたが、元気にお過ごしでしょうか?

本日夕方に中央会HPにて、ものづくり補助金の採択発表がありました。
https://mono-ho.jp/monodukuri/2019/11/05/1188/
https://mono-ho.jp/monodukuri/2019/11/05/1183/

申請事業者の皆様は、いかがでしたでしょうか?

全国的は約35%の採択率だったようです。

 

今回の補助金申請では、債務超過の企業様をご支援させて頂いておりました。

しかし、残念ながら不採択。

ご期待に沿えなかった事業者様、お力になれず申し訳ありませんでした。

毎回全件採択を狙っているのですが、なかなかそうはいかなそうです。

 

ただ、高度連携促進型に申請していた事業者様が無事採択されました。

北海道で同補助金2次公募の採択案件は、1件だけということもあり、

私も貴重な経験をさせて頂くことができました。

 

年末が差し迫る中、この後交付申請等の事務作業が大変ですが、

今回も無事採択案件を出すことが出来て良かったです。

今週19日に、ものづくり補助金の2次公募が始まりました!

かねてより事前予告があり、そろそろ…という感じですが

予想通り1か月程度の短期決戦のようです。

 

最も大きな変更点としては、完全電子申請になったことですね。

これによって、申請ミス等が大きく減少し、申請者の手間が減ることと思います。

今までのテプラでファイル作って…という作業がなくなるのは

ちょっと寂しい気もしますけどね。(笑)

 

次の変更点としては、新たに事業継続力強化計画が加点項目に加わったことでしょう。

先端設備等導入計画や経営力向上計画の加点とは別枠で上記が設定されています。

中企庁のサイトによると優先採択と書いていますが、

かつて先端設備等導入計画が登場した時ほどの大量加点は期待できないかもしれません。

 

これまでの先端設備等導入計画や経営力向上計画は、「認定されればよい」といった

感じもありましたが、この事業継続力強化計画は、いわゆるBCP(事業継続計画)の簡易版といった

内容のものであるため、せっかくですからこの機会にじっくり作成してみて

頂きたいと思います。

 

さて、2次公募は毎年1次公募も余り金の多少に採択率が影響されるわけですが、

・短期決戦のため、1次公募で不採択案件のリベンジが多い

・優秀な案件は1次公募で採択されている

と考えると、採択率という数字以上に採択率は高いように毎回感じています。

 

残り1か月程度ですが、設備投資の納入・支払が間に合う(来年1月末まで)事業者の方は、

是非挑戦してみてはいかがでしょうか?