給与総支給額年率1.5%アップについて(ものづくり補助金4次締切)
- 補助金
ものづくり補助金4次締切も、締切まで残すところ1.5カ月となりました。
今日は、先日サポートセンターに問合せした「給与総支給額年率1.5%アップ」について、
その内容を皆様にもお知らせしたいと思います。
給与支給総額の申請要件について、申請書上で作成する3~5年の事業計画に応じて、
その年率アップの期間が決まります。
例えば、申請書上の事業計画が3年なら3年間アップしなくてはなりませんし、
5年なら5年間アップしなければなりません。
こう考えると3年間の場合、1.5×3=4.5%アップすることになりますし、
5年間の場合は、1.5×5=7.4%アップすることになるため、
最低期間とされている3年間で組むのが支給額アップを最小に抑える方法となります。
もちろん、この年数は、事業計画は付加価値額の年率3%アップを達成・未達成に応じて決まります。
3年間が9%アップが可能な計画なら3年で良いですし、5年でやっと15%アップに到達するのであれば
5年迄計画しないといけません。
さて、今回私がサポートセンターに質問させて頂いた内容は下記のとおりです。
「事業計画を3年間で計画する場合、給与支給総額を3年で4.5%アップさせることになりますが、
1年目・2年目は、1.5%・3%とアップさせていないといけないのでしょうか?」
これに対して、サポートセンターの回答は、
「給与支給総額については、1年目・2年目は必ずしもアップしている必要はなく、
3年目で4.5%アップしているかどうかで判断されます。」
とのことでした。
※あくまでサポートセンターの回答であり、当社で保証する内容ではありませんので、
予めご了承ください。
極端なことを申しますと、2年目まで一切アップしていなくても、3年目で賞与をどっと増やして、
クリアすることも可能ということです。(あまり良いやり方ではないですが。)
そう考えると、ちょっと挑戦のハードルが下がるのではないでしょうかね。
いずれにしろ給与総支給額は、申請時にしっかり確認すべき申請要件ですので、
じっくりとご検討頂き、補助金申請の可否を判断して頂ければと思います。
なお、当社の補助金支援も今回は複数件のご依頼を頂き、募集もあと1件となっています。
もし、申請書の作成にお困りの方は、合わせてご検討頂ければと思います。