令和元年度補正ものづくり補助金の給与総支給額の要件について
- 補助金
ものづくり補助金1次締切があと一週間に迫りましたね。
今回、ぐっと申請のハードルを上げてしまった
給与総支給額の平均年率1.5%アップの要件について、
追加で事務局にヒアリングした情報がありますので皆様にもご案内します。
ヒアリングした内容は主に下記の2点です。
①給与総支給額の要件は、あくまで「総額」で見るため、
新規雇用を行って、クリアさせることも可能である。
②逆に退職者が出る場合は、要件達成が厳しくなるが、
その場合は、一人当たりの平均賃金で要件を提示する方法を
選択することができる。
(但し、3~5年の事業期間中にコロコロ変えるのはできない可能性が
高いため、最初決めたら最後まで同じ方法、ということになるのでは
ないかと思います。こちらは未確認情報です。)
・前回のブログでも書きましたが、賞与も含まれますので、
もしベースアップが不足し要件未達になりそうなら、
賞与を増加することで達成させることも可能です。
どうでしょう?
当初のハードルからはかなり手が出しやすくなったのでは
ないでしょうか?
原則的には、従業員の雇用促進・賃金アップを狙った国の施策ですので
これに従う意向をもつのは大事ですが、必ずしも退職者等が
前もってわかるわけではないので、いざというときは、上記のような
対策を使うことで、要件達成を補う、という考え方が宜しいのではないでしょうか。
今回のものづくり補助金で、3年間予算が組まれているようですが、
その後は安倍政権が変わっていると考えると、この3年で終了となる
可能性も十分に考えられます。
是非この3年間のうちに1度はチャレンジされてみてはいかがでしょう?
※なお、上記ヒアリング情報については、1次締切のものであるため、
以降の公募締切の場合等に、予告なく変更されることも想定されますので、
ご活用の際は、あくまで自己責任でお進めいただくよう、お願いいたします。