令和2年のものづくり補助金の概要が見えてきました!
- 補助金
令和元年12月26日に中小企業庁HPが更新され、
次年度のものづくり補助金のリーフレットが公開されました。
https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/yosan/2019/191226yosan02.pdf
以前も触れた項目もありますが、ポイントを以下の4つにまとめました。
①小規模事業者以外は、補助率が1/2に下がる可能性あり。
リーフレット上は「補助率1/2(原則)」とありますので、
これまで同様、例外的に補助率2/3となる可能性もありますが、
具体的に示されていないため、本当に補助率1/2オンリーとなる可能性があります。
②要件が変更、厳格化に?
これまでは「付加価値額年率3%アップ+経常利益年率1%アップ」でしたが、
今回は、「付加価値額年率3%アップ+給与支給額年率1.5%アップ+最低賃金+30円以上」
の3条件に替わるようです。
詳細な条件・期間はわかりませんが、事業所の最低賃金が地域別最低賃金+30円以上となること
が求められているため、従来に比べ、条件が厳しくなったのではないかと思われます。
③電子申請はJ-Grants化
補助金申請が電子申請に択一化されて記憶に新しいところですが、これが今回J-Grantsという
電子申請等のシステムに適用されるようです。
J-Grantsを使用するためには、GビズIDアカウントが必要と書かれております。
GビズIDアカウントには、gBizIDエントリーとgBizIDプライムの2種類がありますが、
後者のgBizIDプライムの取得が必要でです。
(https://gbiz-id.go.jp/top/index.html)
Webから申請書を作成し、印鑑証明書を同封して2週間程度かかるようですので、
ご検討されている方は、今のうちに取得された方が良いかと思います。
④最初の公募は3月から?
このリーフレットでは、補助金事務局の公募が2月、補助金の公募開始が3月頃と
書かれております。事務局の公募が始まる前からこのような日程が示されるのは
ありがたいですね。
この後は、事務局の公募の頃により詳細な情報が見えてくると思いますので、
そのころにまた解説させて頂きます。